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2022 sta-nigi

2022-165

-stanigi164のあらすじ
〜むかし琵琶湖ぐらいのよだれを出す赤子がおり、そのよだれを6重ガーゼでふき受けようとするうさぎがおったそうな〜

赤子はいったそうな
「それではいまから三日三晩、そなたがわたしのよだれを受け取ることができるか確かめよう」
うさぎはよしきた、というかたちでかぶりをふって、赤子のそばによったそうな。
それから三日三晩、赤子のよだれはいままで以上に出に出続けたそうな。
「ああ、これは想像以上じゃ。さすがの6重ガーゼのわたしの体でもこの量のよだれは受けとれない。」
そういってうさぎはよだれを受け取るのをあきらめ、ただただ首からぶらさがっているかわいい相棒として居続けたそうな。
やがてよだれは琵琶湖を5杯もあわせたぶんよりもっと多くながれでて、たまった場所がエーゲ海になったと伝えられているそうな。
めでたし
めでたし