Mail Angle_up Angle_down Angle_left Angle_right Menu_open Menu_close prev next byebye
013 / 999
2022 sta-nigi

2022-013-ookami

「ひとつぶの砂に、世界を見て、一輪の花に天国を見る」そんなふうにうたった人間は、ウィリアムブレイクだった。この詩はきっと、ぼくらオオカミをあらわしている。ぼくらオオカミにとって、砂は夜の闇だ。ひとつぶの夜の闇に、ぼくらオオカミは世界を見る。ぼくらスタニギーにとって、花は君の手だ。一対のちいさなその手に、ぼくらスタニギーは天国を見る。