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2021 poche-nigi

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『部屋の中のゾウ』
ということわざがあるそうで、それは、

「部屋の中になんの脈絡もなくドーンと象
(おそらくアフリカぞうあたりの成ゾウであろう)
がいるんだけど、それについてその部屋に居る人は何も言っていない。あとから入って来た人は、
(え、は?ゾウ居るんだけど?なにこれ、でか。)
と思うものの、先にいた人がそれについてなにも話題にしていないので、自分もとりたてては、ゾウについて触れられない雰囲気である。
部屋の中ではただただ、ゾウが耳と鼻をパタパタぶらぶらさせている。」

こういうシチュエーション。つまり、転じて、

『重大な問題があるが、みんなが見てみぬふりを、意図せずしてしまっている状況』
をさすことわざだといいます。

あなたがもし、ゾウポシェニギーを肩からぶら下げていても、だれも何も、そのコーディネートにふれないかもしれません。
それもそのはず。
わたしたちは
『部屋の中のゾウ/There is an elephant in the room.』
の呪縛からは逃れられないのですから、、、